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近年では、レストランでウエディングを執り行うカップルも多く見受けられるようになりました。従来の挙式形式にはない『カジュアルな形式』を好むかたが、増えてきているからなのでしょう。

レストランウエディングが注目され始めたのは、ちょうどウェディングプランナーがブライダル職として定着してきた1990年代頃からと言われています。

現在では、レストランウエディングは「気取らない」、挙式形式として人気を集めています。

レストランウエディング形式は、ホテル側が直接ホテル内のレストランを提供する場合や、既成のレストランが貸切でスペースを提供している場合など様々です。

それぞれの形式によってウェディングプランナーの役割も異なりますが、ほとんどの場合、ウェディングプランナーが所属する企業から直接レストランに出向するというのが一般的な仕事形態のようです。

レストランでの演出方法・仕事内容

ホテルや専門結婚式場とは違い、レストランでのウエディングプランナーの仕事は『ブライダルのトータルプロデュース』という役割を担います。

具体的には、新規のお客様との成約業務からはじまり、挙式プラン・打ち合わせ、挙式日当日の対応までをトータルにサポートしていかなければなりません。

レストラン専属のウエディングプランナーを雇用しているところはあまり見かけませんが、それ以外のウエディングプランナーの場合、他のスタッフとのコミュニケーション能力も大きく問われます。
司会者との打ち合わせ・連絡、音響担当、フラワー担当、衣装担当など、ブライダルに関わるすべての担当と入念な打ち合わせが必要とされるからです。

また、挙式といっても、スペースを提供するのはあくまで『レストラン』です。レストランのスタッフとの打ち合わせはもとより、自分もレストランスタッフの一員としての心構えが必要とされるでしょう。

また、挙式といっても、スペースを提供するのはあくまで『レストラン』です。レストランのスタッフとの打ち合わせはもとより、自分もレストランスタッフの一員としての心構えが必要とされるでしょう。

レストランブライダルのトータルプロデューサーとはいえ、一人では素敵な挙式・披露宴を演出することなど不可能です。
企画力、アイデアなどももちろん重要ですが、限られたスペースでブライダルを演出するうえで、周囲との協調性を常に意識することがレストランウエディングでは必要とされるでしょう。