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ブライダル企業への就職が、ウエディングプランナーへの第一歩

ウェディングプランナーになるには、特別な資格が必要なわけではありません。

以下は、一般的なウェディングプランナーになるまでのフロー図です。ご参考に。

  1. 高等学校卒業

    実際には学歴を要求されることはありませんが、企業への就職ということを考慮して、高校卒業資格(もしくはそれと同程度)からが現実的なラインかと思います。

  2. ブライダル専門学校・短大・大学

    高校卒業後にすぐに就職できれば問題ないのですが、幅広い知識を得るために、専門的に学ぶのが理想です。他の応募者との差を少しでもつけることも必要でしょう。

  3. ホテルなどのブライダル企業に就職 or フリーで活動する

    ブライダル関連の企業に就職することで、ウェディングに関するお仕事に携われるようになります。フリーで活動することも可能ですが、よほど実力がある方(営業力なども含む)や、すでにある程度のコネクションがないと現実的には厳しいでしょう。

極めて競争率の高い職業

ブライダルの現場では学歴が必要になることはほとんどありません。お客様との打ち合わせの過程で、出身校などのことで話題になることはありますが、評価されるのは、「豊富な知識、清潔感、笑顔を絶やさない、提案力」など、人としてのコミュニケーション能力がすべてです。あとは、どれだけ成約を勝ち取るかでしょう。

一方で、学歴は必要なしとはいうものの、実際にそういった自分の能力で勝負できるのは、企業に就職してからになります。それにはやはり、最低限の一般常識があるのかという点で、学歴というのは、就職する際の一つの選考基準になっています。

ウェディングプランナーという職業は、極めて競争率の高い職業です。人気が高いため人材も飽和状態で、ウェディングプランナーを募集している企業もほとんどないのが現状です。

競争率が高い上、募集まで少なくては「狭き門」と言わざるをえませんが、それでもウェディングプランナーとしてブライダル企業へ就職する方法はいくつかあります。

専門学校でブライダルの知識を身につける

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ウェディングプランナーとして就職する際の最も一般的な方法は、各ブライダル専門学校に出す求人案内による募集からのものだと思います。しかし、その募集定員数に対し、志望者の数が圧倒的に多いのは前述のとおりです。

ではどうすればブライダル企業に就職できるのでしょうか?

資格を取得しておこう!

まず、ブライダルに関連する資格を取得しておくことです。専門学校時でも取得可能な認定資格もありますので、学生時代から積極的に習得していきましょう。
特にBIAが主催する「ABC検定」は、ブライダル企業への就職を希望する、ほとんどの学生が取得するブライダル資格だと思います。この資格を取得してからが、ブライダル就職への本当のスタートだと言っても過言ではありません。

また、すでに希望の就職先(ブライダル施設)がある場合は、積極的にその企業との足がかりを作っておくことです。今では少なくなりましたが、以前まではアルバイトとしての経験を経たのち、正式に社員として登用されるケースもありました。

小さな可能性ではありますが、そういったアルバイトの募集がないか、常にアンテナを張っておくことも必要です。

全ての資質が総合的に問われます!

ブライダルに関する知識はもちろんですが、フラワーアレンジに関する知識が必要な場合もありますし、料理に関する知識もあるに越したことはありません。挙式の形式、アレンジはお客様によって異なります。時にはふとした知識が役立つ場合も多々あります。

ウェディングプランナーになるためには、何事も貪欲に学ぶことが、採用される上でも、採用後においても、常に必要とされるファクターではないかと思います。