誰でも簡単!ペン字練習講座

ペン字教室の特徴と選び方

教室の風景

実際のところ、教室に通ってペン字を学ぶことは、字の上達への近道の最たるものではないかと私は思っています。

まず、その場で講師の方の指導を直接受けることができます。
自分の書いた文字を、人の目を通して即時に分析することができるので、ペン字の練習には非常に役立つことでしょう。

また、ペンの運びや強弱のつけ方など、講師の方が個別指導してくれますので、一人での練習よりも、字を書くことの技術面が身に付き易いのも魅力です。

あと、ペン字練習のコツのページでも触れていますが、お手本となる講師の方が、どのように書くのかを実際に何度も見る事ができるのは、ペン字教室で練習する上での大きなメリットの一つです。

ペン字教室に通うことは、講師の方や、教室での仲間との交流や意見の交換も勉強になりますし、学ぶ楽しみにつながります。

やはり何事にもある程度の楽しさがなければ長続きしないもので、ペン字教室に通うことの楽しさというのも、練習継続の励みになるのではないでしょうか。

私の体験談

ペン字教室の形態はさまざまです。多くのペン字教室が月謝制で、週に一度、教室が開いている時間内に好きな時間だけお稽古をする形態をとっていると思います。

最近では、月謝制ではなく、何回でいくらのようなカード制の教室もありますね。

入会金の有無、月謝の値段、何曜日の何時からどれくらいの時間教室を開いているのかは、各教室によって全く異なると思いますので、自分の生活スタイルに合ったペン字教室を探しましょう。

私が通っていた教室

ちなみに、私が以前通っていた教室(先生が亡くなられたので、閉校しましたが)では、週4日開いていて、教室が開いている日であれば、週に何日行っても、何時間粘っても良いというものでした(しかも月謝激安)。

先生が大好きだった私は、週に2、3回ほど一番乗りをし、最後まで残る…ということもあったほどです。

今ではさすがに、そこまで良心的な教室も数少なくなっているでしょうが、よく調べれば、きっと、あなたの生活スタイルに合ったペン字教室が見つかるでしょう。

あと、重要なのは、「お手本選び」でも述べましたが、お手本となるべき講師の方の書風があなたに合っているかどうかです。

講師(書風)を尊敬できなければ、素直な気持ちで学ぶことができません。必ず、講師の方の作品を御覧になってから、教室を決めるようにしましょう。

たいていの教室は、硬筆(ペン字)・毛筆(書道)を一緒に学ぶことが出来ると思いますので、ペン字だけでなく、毛筆も学ばれると良いでしょう。きっと、ペン字の更なる上達につながると思います。